Regional Consultative Meetings
Improving Institutional Confidence in ICANN
Transition Action Plan (Jun 08)
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背景
2 年以上前に、プレジデントの戦略委員会 ( PSC ) では、 ICANN の複数関係者モデルを強化および完成させる方法に関して一連のコンサルテーションを開始しました。 さらに、米国商務省と ICANN 間の共同プロジェクト契約( JPA )に関して最近実施された中間レビューにより、 ICANN の業績と将来の展望に関して有意義な意見が出されました。 そのコンサルテーションに関わったほとんどの人々は ICANN が大きな進歩を遂げたことを認めていますが、複数関係者によるインターネットの固有の識別子を連携する協定モデルへの移行を完了するには、一部の主要な領域の改善が必要であると捉えています。
PSC が作成したこの文書には、これらの主要な分野と、可能な対応方法がまとめられています。 PSC が強調したいことは、これらの提案はすべて議論の余地があるということです。 これらは確定したものではありませんが、 PSC が 2 年以上にわたって努力してきた結果であり、 2008 年 6 月から 9 月の 間の一般からのコメントや討論 も取り入れられています。
この資料は、「移行アクション プラン」と併用して読み進める必要があります。移行アクション プランは共同プロジェクト契約締結後の組織の完全な移行方法について PSC が作成した一連の推奨事項です。
対応が必要な主要分野
JPA 中間レビューにおけるコメントの呼びかけに応じて、対応すべき主要な構造上の改善項目が多くの人々から指摘されました。 これらは次のようにまとめられています。
JPA 中間レビュー中に取り上げられた ように、 ICANN は、コンプライアンスの強化、競争の奨励、ポリシー プロセスの合理化など、運営面 も改善 させていく必要があります。 ただし、このような改善は移行プロセスとは切り離して行われるべきです。
PSC はまた、 JPA 中間レビューにおいて、民間セクターのこれまでの投資、および経済を牽引するインターネットへの依存を考慮して、ビジネス コミュニティと ICANN 間の関係を強化する必要性が強く要望されたことを認識しています。 さらに、ポリシー作成プロセスと組織全般に関してビジネス ユーザーの意見をより多く取り入れるための改善が強く要望されています。
これらの課題は、 ICANN 会議における活動の改善と、民間セクターの代表組織との交流によってただちに対応できます。 ICANN は、すべての支持団体や関係者とともに、ビジネス コミュニティが ICANN ポリシー プロセスに 十分に関与でき るように参加メカニズムを改善していく必要があります。
PSC では、 ICANN は ICANN 運営プランのコンサルテーションを通じ、この課題への対応方法についてさらなる意見を求めるべきであると考えています。また、この文書に関して PSC が実施するコンサルテーション プロセスで得られる他のフィ ー ドバックを考慮すべきであると考えています。
主要分野に対応するための提案
1. 獲得に対する十分な保護
話し合いの提案 : ICANN は、複数の関連する諮問組織または支持組織における同一の個人または組織の投票に対し、特定の規定を設けるように定款を改正できます。 これを行うべきでしょうか。
提案 :
1.1.1 すべての支持組織、諮問委員会、およびその下部委員会と作業部会の参加者に 利害 の対立を防ぎ、 ICANN の 透過性 を向上させる意志の表明を要求します。
1.1.2 参加者 ( 組織や個人)が複数の支持組織や諮問委員会に参加できるようにします。 参加者 は 1 つの支持組織 または 諮問委員会のみに投票できます。
(a) 監査の義務
(b) 調査の義務
(c) 誠実さの義務
(d) 懸命な投資の義務
http://www.charitynavigator.org/index.cfm/bay/content.view/catid/38/cpid /191.htm を参照してください)。
話し合いの提案 : コミュニティが理事会の決定の再検討を求めることができ、最終的な制裁として理事会全体を解任し、再組織できるようにする追加の説明責任メカニズムを確立します。
提案 :
2.1.1 コミュニティが理事会の決定の再検討を求めることができるようにする追加の説明責任メカニズムを確立します。
2.1.2 理事会 が前述の再検討後に決定を変更せず、 ICANN コミュニティがその支持組織および諮問委員会を通じて「不信任」投票を行い、変更を 理事会の 委員へ移行することが適切となる場合、追加の説明責任メカニズムを確立します。
解散メカニズムには、個々の役員の辞任を事前に定めた定款を採用して作成された 理事 会の説明責任メカニズムが必要です。 このような辞任では、指定された支持組織および諮問委員会の大部分による「不信任」投票の場合、 理事会の 各委員の同意が必要です。
提案されたこの方法は、 Cisco 、 Pfizer 、 Microsoft 、 Morgan Stanley などが最近採用した 理事会 説明責任メカニズムと似ています。 ICANN 理事会の交代は支持組織から選出された候補者に影響を与えるだけでなく、再召集された指名委員会による新たな指名委員会の被任命者の理事会への任命も必要になります。
2.1.3 政府諮問委員会は、独自の諮問ステータスを維持する必要があります。
話し合いの提案 : ICANN は、米国で設立された本部以外に世界的な法的存在を確立する必要がありますか。
提案 :
ICANN は非営利公益法人です。個人の利益のために組織された法人ではありません。 慈善活動および公共の目的のために、カリフォルニア州非営利公益法人法および内国歳入法典 501 (c)(3) 項に該当する団体として組織され、運営されています。
PSC は、 ICANN の組織構造について変更できる点はないか検討し、 ICANN の法律顧問と協力して変更可能な点について 15 か国で調査を行いました。
この調査は、 ICANN の技術的調整機能に関して世界中にさらなる利益をもたらすことができる 、 さまざまな民間団体に対して行われました。 各国の司法機能は、 ICANN のようなグローバル化された機能をレビューするために最もローカライズが必要な箇所です。 ICANN は民間団体として 1 つ以上の国に存在している必要があり、したがって各国の法律に準拠している必要があります。
この構造に関する調査では、次の項目に関して、さまざまな国の法律のレビューに焦点を当てています。( 1 )再組織化に適用できる特定の法律、( 2 )親団体、付属団体間の問題、( 3 )人件費および外国人のビザ取得の容易さ、( 4 )節税、( 5 )最良のコーポレート ガバナンス ルール、( 6 )コミュニティに対する ICANN の説明責任を完全に維持しながら権限を保持できる国内法規 。
PSC は組織構造にいかなる変化がおきても、 ICANN が現在の本部を維持し続け、カリフォルニア州での運営も維持し続けると想定しました。
また、 PSC は浮上しつつある国際的な非営利法の新たな分野も検討しました。 この調査では、一部の管轄区域が現在の状況ではある程度の困難を 感じ ている分野を ICANN がよりよく管理できるようにする法的根拠が提供されています。特に改善されたのは海外からのスタッフの就労ビザの手配で、ほかにも医療などの福利厚生、国際的な ICANN コミュニティのメンバーへのアクセス、一部の管轄区域および組織での ICANN の国際的な地位に関するの認知度などの点が向上しています。
3.1.1 ICANN は 、 国際的な非営利という 地位 を提供できる管轄区域で合法的に存在できる地位を確立します。 このような地位の確立には、 ICANN の本部以外に米国での法人設立が必要です。
話し合いの提案 : ICANN は、レジストリおよびレジストラによる現在の資金への依存を軽減するために、別の資金源を開拓する必要があります。 ICANN は、既存の戦略計画、運営計画および予算作成メカニズムを維持および強化する必要があります。
提案 :
4.1.1 ICANN 理事会は、現在の資金の流れへの依存を軽減するため、別の資金源の開拓と承認をコミュニティに要求する必要があります。
4.1.2 既存の戦略計画、運営計画および予算作成メカニズムを維持および強化します。
話し合いの提案 : ICANN は、その本部が米国に留まることを確証するために、定款を改定するかどうか を 検討する必要があります。 ICANN は、インターネットの安全で安定した運営において、狭範囲ではあるが重要な役割を全うし、同時に 「 使命の自然増殖 」 を引き起こさないような方法でセキュリティおよび安定性の問題を配慮するリーダーとなる必要があります。 この点において、 ICANN の定款を改定し、セキュリティと安定性を常に原則とした戦略および運営上の計画を準備できるようにする必要があります。 また ICANN は、 IANA 機能の合理化について米国商務省との話し合いを継続する必要があります。 作業はルート サーバー管理を移行することから始める必要があります。
提案 :
5.1.1 ICANN は、インターネットの安全で安定した運営において、狭範囲ではあるが重要な役割を全うする必要があります。
5.1.2 セキュリティと安定性を常に原則とした年次戦略および運営計画の策定プロセスが含まれるように定款を改定します。
5.1.3 米国政府は、 2008 年 7 月に大統領の戦略委員会のコンサルテーションへの投稿で、ルート ゾーン ファイルを現在の 3 者間取り決めから移行する計画はなく、 IANA の調達基本契約に準拠した使用可能な能率的手法については米国商務省と話し合う必要があることを示唆しました。